「フリーアーム = Free Arm = 自由な腕?」
ルンバやチャチャチャのレッスンを受けながら、ヒップアクションに悩み、カウント”1”は動かないってどういうこと?と悩み、「手は体の動きに合わせて自由に動かしてください」と言われて悩みます。
晩ご飯の献立お悩みの状況に似ているような気がします。
『今日何食べたい?→何でもいいよ→(魚料理を作る)→今日は肉が食べたかった』
『先生、手はどう動かしたらいいですか?→手は体の動きに合わせて自由に動かして
→自由に動かして踊る→そうじゃない、それはクロール』
”自由”って難しい。
ヒップアクション、ボディムーブメントからの流れが腕に伝わって自然に動く、というようなフリーアームができたなら…
【ある日の子供プライベートレッスン】
① ”いま何時?”(腕時計を見るように手首を首の前あたりに持ってくる)
② ”ひじ” (肘を脇腹辺りに下ろし脇を閉める)
③ 腕をサイドに伸ばす(真横ではなく肩より前側に)
「フリーアーム」をゆーっくりと指導されているのを目撃。内心思いました。こんな風に習いたかったです。
そして、教室レッスン+αとして、YouTubeも腕の動かし方を知る選択肢にありますね。日本の方々の動画もたくさんありますが、海外の動画もそれ以上にあります。
”Arm styling” や “Rumba Arm Movement” で検索をかけるとずらりと動画が出てきます。英語の勉強も兼ねてチェックしてみるのもオススメです。いろいろ見てみると、確かに皆さん自由に自然に体の動きに連動して動かしているように見えます。 見てすぐできるわけではありませんが、イメージは大切だと思います。オリンピックアスリートのイメージトレーニングはかなり大切なトレーニングの一つと聞きます。社交ダンスにもきっと生かせると思います。
自分の好きなダンサーさんの動画を見てイメージを脳にインプットしてレッスンに行ってみましょう。個人的には、DancewithOlegさん&生徒さんの動画やDancesports.RUなどを見ることが多いです。もし機会があったらチェックしてみてください。
初めてこの動画を見たとき、途中動画の不具合か早送りされてるのかと思いました。世界の”緩急”。
”早送り”と言えば、
ある教室のパーティゲストDmitryさんとOlgaさんの通訳をした際のリハーサル。お預かりしたUSBを会場音響担当の方に渡して音楽に合わせてのリハーサルが始まりました。ワルツ、タンゴ、スロー、そしてクイックステップの曲の時です。途中で曲の回転が早くなって、お二人の踊りが早送りのようにものすごいスピードでステップされていたのです。素人考えで「うわあ、音響機器の不具合か?」と心配してしまったのですが、いえいえ、不具合とか早送りではなかったのです。曲を敢えてそういうアレンジにされていたのです。世界のトップダンサーは魅せてくれますね。お二人の息もステップも気持ちもぴったりで、その向こうにある練習量と努力を想像してしまいました。
YouTube動画でも鑑賞できますが、実際に観るのとは全然違うので、もしもどこかで実際に観る機会があったら是非実物を観てください。
お二人の通訳をさせていただいた際のお話は、また改めてブログにアップしたいと思います。
フリーアームから随分外れてしまいましたが、”フリー=自由”に踊れるようになるにはまずは基本をしっかり習得してそれを使いこなせる”応用力”が必要なのかもしれませんね。ヴァレリ先生が一つ一つの動きやステップにじっくり時間をかけるのも納得です。