【チャチャチャ フォーメーションダンス】
2020年春からの新型コロナ流行に伴い、社交ダンスも様々な影響を受けて、オンラインレッスンや競技会など新しい形でのイベントが催されるようになりました。発表会のためのデモンストレーションダンスも今年は新しい試みを取り入れています。

実は新型コロナ流行前、佐世保クラスでは2020年8月発表会に向けて3分間のフォーメーションダンス(多人数で踊るダンス) の準備がされていました。当初の構成はパソドブレ&ワルツを各々ペアを組んで踊る振付となっていました。しかし、新型コロナ感染防止対策のため、ソーシャルディスタンスを保って踊れるよう振付を工夫をされて、1分30秒のチャチャチャ(一部サンバ)に変更。 ペアで踊らず、一人ずつシャドーで踊る振付になりました。レッスンに参加することを躊躇されていた生徒さんも少し安心されたようでした。
このソーシャルディスタンスチャチャは子供の生徒さんだけでなく、大人の生徒さんのレッスンにも取り入れられ、子供と大人の合同フォーメーションとなりました。普段は各自のレッスンで練習して、ヴァレリ先生の佐世保レッスン日に合同練習を続けています。

リード&フォローがないので社交ダンスの醍醐味が欠けて寂しいのかなと思いましたが、いえいえ寂しさより楽しさとモチベーションが上回りました。シャドーで踊るためにはしっかりと自分でバランスを取りながら、歩幅の違う体格同志のフォーメーションダンスのために周りとの位置関係を調整して踊らなければなりません。ペアで踊る時とは異なる学びと発見があり、加えて異なる年齢層と一緒に一つの目標に向かうという貴重な機会ともなっています。何より子供さんと一緒に踊るの楽しさもあるんです。毎回の合同練習で、驚きの成長を目の当たりにしてとても刺激的な時間を過ごしています。
新型コロナの流行で出来なくなったことは多いですが、できるようになったことも多々あることを知る機会になりました。
残念ながら予定されていた8月発表会は冬に延期となりましたが、現在も練習は継続しています。延期によって練習期間も延びましたので、発表の際にはもっともっと完成度が上がっていることだと思います。
楽しみで仕方ありません。
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