当ホームページ管理人ことサールヤートシエです。
2022年2月24日よりヴァレリ先生の故郷ウクライナが大変悲しい状況になっています。
生徒様、他教室の先生方、関係各所からご心配や励ましのメッセージをいただき、ヴァレリ先生を親身に思ってくださる方がたくさんいることを知りました。
他の在日ウクライナ人の方々と同様にヴァレリ先生にも本国ウクライナに大切な家族や友人がいて、現在避難されている方々を心配されています。ウクライナ各地は帰ったらすぐに元の生活に戻れる状態ではなくなっています。いつまで避難生活を続けなければいけないのかもわかりません。現時点での唯一の救いは、遠く日本からウクライナの家族へSNSを使って連絡することができていることです。急いで身の回りのものだけを持ち出してきた避難生活は不便で、氷点下のウクライナは寒さ厳しく、避難してきた知らない土地では本当に心細いと思います。
「すぐに現地へ行って助けたい」ヴァレリ先生の切なる願いです。
遠く日本で何もできないと思ってしまう喪失感、状況への憤り等で疲弊憔悴されていますが、周りに心配をかけないよう気丈にふるまっている様子がうかがえます。生きるため、家族を支えるため、日々のレッスン指導は続けておられます。生徒さんたちも状況はご存じで、ウクライナのこともヴァレリ先生のことも案じてくださっています。
各所、友人知人からの寄付などのお話もあるのですが、ヴァレリ先生は働かずしてお金をいただくことは心苦しくてできないとお断りされています。管理人こと私も何かできないかと、各市長、市議等方々に無理を承知で支援をお願いできないかとコンタクトをとってみましたが、立場上余計に難しそうな印象のお返事をいただきました。
チャリティレッスン
そこで、スタジオコーン古賀先生に継続できる支援はないだろうかとご相談し、「チャリティレッスン」を開催することとしました。ヴァレリ先生にはこれ以上負担をかけたくなかったので、主催は私と古賀先生で、ヴァレリ先生へはグループレッスンの追加依頼をする形にいたしました。

ヴァレリ先生のご家族、キエフに残っているハウステンボスへ来ていたダンサーの方々、他のウクライナの方々へ支援できますよう全力で取り組みたいと思います。
知人からは街頭募金やウクライナのための平和集会への参加の提案をいただいています。できることはなんでもやってみたいと考えています。
故郷
先日ヴァレリ先生が言われていました。
「自分がこの状況をすぐに止めることはできないのはわかっている。毎日家族と連絡を取り話を聞くことしかできない。でももし連絡が取れなくなったら僕はウクライナに行く。日本でお世話になっている方々に余計心配をかけるだろうし、そうならない方がいいとはわかっているがその時には行く。」
新型コロナの影響で里帰りできず家族に会えないまま1年、2年、3年目です。
平和な中での里帰りができることを願います。
本日3月2日、日本の総理大臣がウクライナからの難民受け入れを表明しました。
ウクライナに行くことができない今、人道的救援を全力でやりたいと思います。
希望と祈り
当ホームページ管理人をしております私は
「一人が一人を助けられれば、世界の半分が助け合える」
と青臭いことを本気で信じています。
今日手を差し伸べた誰かは、きっと将来どこかで誰かに手を差し伸べるはずです。





美しい国ウクライナの優しく純朴な友人たちの平和を祈ります
毎日テレビでロシア、ウクライナの報道を見るたび、怒りや、やるせない悲しみを感じ、積極的に支援するポーランドをはじめ、たくさんの人たちの行動に、自分の無力さを感じています。ぜひ、自分にも何かできるなら、微力だけど、お力になりたいです。第1回目には都合がつかず、参加できませんが、是非ほかにもお力になれるこてがあればと考えています。不安で、押し潰されそうな気持ちをかかえていらっしゃると思いますが、ヴァレリさん自身も体調や心を崩されないようお過ごし下さい。1人でも多くの人が日本でも受け入れられることを願ってます。
いいねいいね
アイ様
コメントいただきありがとうございます。アイ様のお気持ちヴァレリ先生へもお伝えいたします。もし佐世保近郊にお住まいでしたら、是非次回のチャリティレッスンへご参加ください。遠くのウクライナや近隣諸国へ避難されている方々へは大きな支援が必要です。それと同時に小さな支援が身近な方々にも必要です。私たちが出来る範囲で気持ちを寄り添って支援を続けて行くことを頑張りたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。
いいねいいね