3月12日(土)13時~ 佐世保市島瀬公園前で街頭募金をしました。
日本政府がウクライナからの避難民を受入れを決定したり、各団体では国境での支援活動が行われたり、様々な場所で多くの人々が支援をされています。しかしながら、個人レベルでは様々なことを自分達でしなければならないのが現状です。国境を越えて日本大使館へは自力で行かなければならず、現在避難している国での滞在費、更に日本へ家族や知人を呼び寄せるには渡航費も。先立つものが必要です。
そこで、佐世保で活動をしているヴァレリ先生、ハウステンボスで働いているウクライナ人を個人レベルで支援するために街頭募金をすることとしました。
友人が警察署に出向き「道路使用許可書」を取ってきてくれ、周囲にボランティアを呼びかけました。
スタジオコーン古賀先生はウクライナ支援のためのステッカー、缶バッジや手旗を用意してくれ、友人は青と黄色の布で大きなウクライナ国旗と募金箱を手作りしてくれました。
当日集まったボランティアは子供さんを入れて10数名。ボランティアの方々には缶バッジを左胸につけて参加していただきました。
拡声器を持って参加してくださった方もいて、募金の呼びかけが遠くまで聞こえる効果絶大でした。(お騒がせしてすみません)
私は、実際に佐世保で活動しているウクライナ人の写真と日本に呼び寄せるご家族の写真を用意しました。
この募金活動は、身近な人への支援が目的でしたので、「この寄付はどこに行くんですか?」と聞かれる方々に写真を指差して「この人が佐世保で働いていて、ご家族のこの人とこの人を呼び寄せるための寄付を募っています」と説明しました。募金をしてくださった方々に、古賀先生が用意してくれたステッカーを配りました。200枚以上ステッカーをお渡ししました。
子供さんから大人まで沢山の方々が、募金してくださいました。
「ご家族がちゃんと来られますように」
「何かしたいんだけど、どうしていいかわからなくて」
「可能なら私も避難民を受け入れたい」
「ニュース見てると胸が痛くなる・・・」
「うちの開いた部屋に泊めてもよかよ」
ウクライナ支援に対して皆さんの関心が高いことを実際に知りました。
コロナ禍で大変な折、募金してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
またお手伝いに来てくださったボランティアの皆さん、ありがとうございました。
今回いただいた寄付金は、佐世保で活動しているウクライナ人のご家族5名の避難支援へ寄付いたしました。
ウクライナ本国はまだ平和とはほど遠い状況ですが、現在250万人(一旦国外へ出たあと故郷に戻った方々もいるそうです)と言われる国外へ避難されたウクライナの方々、身近なウクライナの方々を少しずつでも支援し続けていきたいです。
以前ハウステンボスステージに立っていたウクライナ人女性から、数日前にSNSを通してメッセージが届きました。
彼女は今もキエフにいます。国外へ出られたら何とかして日本へ来れることを伝えました。
彼女の答えは
「どうもありがとう。そうしたいけど、外は怖くて出られない」
誰も傷つかずにいてほしいです。